フクロウと水浴び

種類によりますが、フクロウは水浴びが大好きです。
（モノによって砂浴びのこともあります）。



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巣立ったばかりの雛は、まだ水浴びをすることができません。
雛の羽毛は非常に柔らかく水をはじくことができません。下手に寒い時期に体を濡らすと、体温を奪われて弱ってしまいます。

そのため、小さな頃は水を嫌がって近づきません。

ところが不思議なことに、ある程度大きくなって羽毛が大人の羽に生え変わると様子が一変します。
生え変わるところが痒かったりするらしく、水と見れば飛び込もうとするほど。



今年生まれの雛も、そろそろ水浴びデビューの時期らしいですね。

はじめて水浴びをさせる際に注意することは、水深を深くしすぎないこと。
最初はほんの少し浸かるだけで十分です。徐々に深さに慣れさせてください。最初に溺れたりしたら元も子もありません。

また、頭やお腹が生え変わりきっていないせいか、写真の個体は体の下半分と翼しかぬれていません。何度も水浴びを繰り返すうちに、頭のてっぺんから背中まで万遍なく水浴びができるようになります（個体のサイズに応じた大きさの容器が必要ですが）。

大分大量の水を跳ね散らかして、その後はぬれたまま走り回るので、周囲には濡れたら困るものはおかないようにしましょう。

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