疾飛丸の忘れ物

今日は預かっていた疾飛丸を、小さな動物園に預けに行った。

前回の獣医のときとおなじく、尾羽が汚れているのでせめて水で洗ってやろうと持ち上げたら、前回より激しく抵抗する。
というか、前回より力が出てきたというか。

ちょっとでも気を抜くと、とんでもない反撃を食らいそうで気を抜けなかった。来た時よりも元気になった証拠。よかったよかった。


↑お怒りです。・・・でも知らない人がいると死んだフリなんだよね・・・。


↑わしづかみ・・・。

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↑よい子は真似しないでください。大分ホコリでベタベタしてたので、頭からずぶ濡れ画像。とはいえ、脂を大分含んでいるので、見た目ほど濡れてないです。

前回も洗っていたし、大分簡単に汚れも落ちたので、また箱にいれて動物園へちょっと長旅。
怪我が治って山に帰ってくれればいいけれど、もしそれがダメでも動物園ならご飯には困らなくて済む。

管理事務所に顔を出し、箱を渡すと、
「係りの者に渡しておきます」
とあっけないお別れ。

向こうにしてみれば、年に何羽も運び込まれる鳶の一羽だから、まぁ、しょうがないとは思うんだけどね・・・。

家を出るときはあんなに暴れて元気一杯だったのに、おじさんが覗き込んでいると、すっかりいつもの死んだフリ。ってことはやっぱり個体識別していて、餌係は見分けて死んだフリをしなくなってたってことなんだな。頭がいい。

疾飛丸のいない家は、ちょっと静かで寂しくなった・・・。

箱の中に忘れ物が2,3枚。換羽がまだ途中だったのか、立派な風切羽根と中くらいの羽。大事に飾っておこう。

↓↓「疾飛丸をお見送り」↓↓